구원

구원은 자각과 분투로 정복하는 자유의 고원이다.

源氏 이야기

うつせみ해설

rouman 2006. 4. 23. 18:22
空蝉
空白
空蝉絵

解説
原文
 灯近うともしたり。母屋の中柱に側める人やわが心かくるとまづ目とどめ給へば、濃き綾のひとへ襲なめり、何にかあらむ上に着て、頭つき細やかに小さき人のものげなき姿ぞしたる、顔などは、さし向かひたらむ人などにもわざと見ゆまじうもてなしたり。手つき痩せやせにて、いたうひき隠しためり。いま一人は東向きにて、残るところなく見ゆ。白きうすもののひとへ襲、二藍の小袿だつものないがしろに着なして、紅の腰ひき結へる際まで胸あらはにばうぞくなるもてなしなり。いと白うをかしげにつぶつぶと肥えてそぞろかなる人の、頭つき、額つきものあざやかに、まみ、口つきいと愛敬づき、はなやかなるかたちなり。
(新編全集一・120頁)


 空蝉巻は帚木巻の後半部の続きです。初めて女性に拒まれた源氏は、かえって負けてなるものかと空蝉に執心します。なんとか空蝉と関係を結ぼうと考えて、空蝉の弟小君を手なずけ、その手引きによってこっそりとやってきます。絵は源氏が、空蝉と軒端の荻(継子)を垣間見ている場面です。これは、ほのかなともし火の中に照らし出された世界ですから、小君が描かれているのは絵師の解釈です。空蝉は小柄ですが、どう見ても美人ではないかわりに、嗜みのある女性でした。一方の軒端の荻は大柄でかなりの美人ですが、胸をあらわにしており、あまり嗜みはありません。この後、源氏は空蝉の寝所へ忍びこんでくるのですが、それを察知した空蝉は衣を残して抜け出し、源氏は残された軒端の荻と契ってしまいます。巻名の空蝉とは、蝉の抜け殻のことです。なお垣間見られた女性は、垣間見た男性と結ばれるというのは、物語の約束事の一つのようです。

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